近況報告
2021-10-13

暑すぎる秋の近況報告2021

とにかく暑い。もう10月というのに、京都は連日最高気温30度を記録しています。昨夜もクーラーをかけて寝ました。今年は、夏よりも秋のほうが暑くてバテてしまったような気がします。

これはこないだ食べた夷川通の「レストランおおたや」のヒレかつ定食。

豚ヒレかつにスパゲティーミートソース、サラダ、ごはん、赤出汁、(隠れて見えないけど)お漬物各種もたっぷり付いたクラシックな洋風定食です。くり抜き盆に湯呑まできっちり収まった姿からしてたまらない感じ。ヒレカツがふわふわジューシー、全部手作りのホッとする味です。

「レストランおおたや」は『恥ずかしい料理』で写真を撮ってくださった平野愛さんの幼い頃からの行きつけのお店。本の取材の後、平野さんと誠光社の堀部さんに連れられて来たのがマイ・ファースト・おおたやでした。

お会計は前払い制で、入り口の食品サンプルを見て注文を決めるスタイルです。

この感じ、懐かしすぎて涙が出そうになります。

この感じも、1985年生まれには泣けてしまうものがありますよ(鶴田一郎の絵!)。平野さんによると、この席はご老人に人気とのこと。ほかに掘りごたつの席、カウンター席などもあります。

引き続き食べ物の話をすると、最近はなんといってもお豆腐です。あとはお揚げさん、それから豆乳も。

これは太秦にある「TOFU HOUSEきたかた」の絹ごし豆腐。見た目からしてなかなかない感じですが、これで湯豆腐をしたら凄かった…!ほわほわのふぁんふぁん。形になっているのが不思議なくらい。とろけるというか、口中にひろがって消えるというか、なんとも言えない夢のような食感です。そしてお豆の甘い香りがふわぁ~んと鼻に抜けていく…「大豆が濃い」とはちがうんですよね。ひとりで2丁も3丁も食べたくなります。

とようけ屋の会長さんが京都のお豆腐屋さんを紹介するサイト「京都のお豆腐屋さん」(とても良いサイト)には、こんなことが書いてありました。

「重い豆腐、味の濃い豆腐は一口しか食べてもらえないのでは」との一言は身につまされました。…北方さんには「普通サイズの豆腐をするするすると一丁抵抗なく食べてもらえる豆腐を」との思いがあります。

本当にその言葉通りのお豆腐です。そのほかお揚げさんも、軽くて、でも大豆の香りがして、とてもおいしかったです。蓋付き紙コップで売ってくれる豆乳はゴクゴク飲める感じ。次はひろうすや厚揚げも食べてみたいです。

10月はのんびりしたいなと思っていたのですがなかなかそういうわけにいかず、さらに緊急事態宣言が解除されたこともあって完全に自分のペースを見失っている最近です。破竹の勢いでエンジョイ方面に動き出す世の中に乗り切れず(「コロナ明け」ってなんなんだ?)、右往左往。とりあえず、やらなければならないことの前に、やりたいことをやって気分をスッキリさせるかと、本棚の大整理に手をつけたり行きたい展示に行ったりしていたら、結局わたしもエンジョイ方面に大忙しに…。

職場では急に業務がスカスカになり、今日は有給休暇をとって朝から北白川の不動温泉に行ってきました。

おかしいな。なぜかもう既に今月はだいぶエンジョイしてしまったので、後半は用件をやっていきます。

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