初春の近況報告2022
「初春の…」なんて銘打つには少し遅すぎやしないかと思いましたが、「正月」以外に「春の初め」という意味もあるそうです。初春。よく考えたらそりゃそうか。
真冬の間はひたすら体を鍛えていました。
去年の夏に走り始めたときは1週間に1、2回だったランニングの、頻度も距離も増えてモリモリ走っています。とはいえ、大して速く走れるようになったわけでもないのが切ないのですが。
京都には、皆さんよくご存知の「鴨川」のほかにもうひとつ大きな川があって、名前を「桂川」というのですが、わたしの住んでいるところからは鴨川よりもその桂川の方が近いので(ごく近いわけではない。せいぜい鴨川に比べたら、というくらいではありますが)、ときどきその河川敷を走りに行きます。
鴨川が、京阪電車沿いの繁華街ど真ん中を流れているのに比べると、桂川沿いの景色はもっとのんびりとして、大きな大きな余白のようとでも言いましょうか。
公園があって、グラウンドがあって、サイクリングロードがあって、謎の(違法)農園もあります。家族連れもスポーツ少年団も老人も幼児も、みんな好き勝手やっている、やらせてくれるおおらかさに、行くととても元気になります。
特に水辺のあたりは緑の草がボーボー茂っていて、夏の勢いある様子も良いのですが、今みたいな寒い季節はそれが見事に全部枯れて、あまりの大迫力にこれまた元気が出るんですよね。
この間走りに行った日曜日には、大きな、幅2メートルくらいはありそうなキャンバスを広げて、嵐山から愛宕山あたりの景色の絵を描いている人がいました。
どちらを向いても「やっとるな~!」と声に出したくなる桂川、たいへんおすすめです。
話は変わって、先週3/5(土)のNHK-FM『世界の快適音楽セレクション』内「亀松湯」のコーナーで、ゴンチチのおふたりが
「柑橘類ってあるやろ。ぼくは小さな房のみかんが非常に好きで、これまでぽんかんっていうのはあんまり食べてこなかったんやけども、こないだあれを食べたらものすごおいしかった」「普段食べへん柑橘類っていうのは、たまに気が向いて食べてみるとものすごおいしい」「柑橘類のいいところは食べたあと口の中がすっきりする。そこが素晴らしい」(概要です)
というおしゃべりをされていたのをとても気に入って、「聴き逃し配信」でもう3回は繰り返して聴いています。
ゴンチチのおふたりの話される大阪弁の「ぼく」と「きみ」は本当にいいですよね。
番組開始62分ごろの部分です。3/12(土)10:55まで聴けるので、よかったら聴いてみてください。特集は「カウントの音楽」です。