2021-09-18
誠光社のwebサイトにて連載「和田夏十の言葉」が始まりました
リニューアルした誠光社のwebサイトでエッセイの連載が始まりました!
テーマは「和田夏十」。『黒い十人の女』や『東京オリンピック』等、市川崑の映画で知られる脚本家です。ここではその脚本、セリフや著述などから毎回ひとつ言葉をお借りして、個人的なことを書き綴ります。
古い映画が好きで、数は多くありませんがよく観ます。そうすると、昔の日本の映画は女性が簡単にひどい目に遭うことが多く、観た後に気落ちしてしまうことが少なくありませんでした。ただ、市川崑作品はそういう経験があまりないことにある時ふと気づいたのです。脚本はどんな人が書いてるのかなと思って調べてみると、クレジットにあったのが「和田夏十(わだなっと)」という名前でした。市川崑の妻、市川由美子のペンネームです。気になって更に調べてみると、これが本当に魅力的で、4年ほど前には和田夏十がテーマのZINEを作ってしまったほど夢中になりました。
という話を誠光社の堀部篤史さんにしたところ、そしたら書いてみたら~と声をかけてもらえたという次第。初回は2本同時公開!1回目は『私は二歳』(1960年)、2回目は『恋人』(1951年)のセリフを取り上げています。
映画のセリフを取り上げてはいますが、作品評論などはしていません。セリフをお借りして、わたし個人の身の回りのことを書いたエッセイの連載です。「和田夏十」の読み方がわからなくても、市川崑に馴染みがなくても、一度ぜひ!今後は隔月での更新を予定しています。
バナーなどビジュアルもやらせてもらっています!どうぞよろしくお願い致します。